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■NETCDFをUNIXにインストール

Step.0 netCDFファイルとは?

インターネットで調べると色々ヒットします.
ここではヨーロッパ中期気象予報センターの提供する長期再解析データ,ERA40を読み込んだ時のメモです.
まずは,UNIXへのインストールから.

Step.1 ダウンロード

以下のサイトでダウンロード可能です.今回のメモはversion4.0をインストールしました.
Unidataのホームページからダウンロード
任意のディレクトリで解凍.

$tar zxvf netcdf-4.0.tar.Z

Step.2 環境変数設定

多くの参照サイトでは,setenvやexportコマンドでの環境変数設定が必要との記述があったが,無しでも可能であった.

Step.3 configureの実行

インストール先を --prefix=/usr/local/ で指定.
指定しなければ,カレントディレクトリの親に作成されるらしい.

$./configure --prefix=/usr/local/

Step.4 makeでインストール

以下のコマンドを実行.問題があればエラーが出て止まる.

$make
$make check
$make install

以上でインストール作業は終了.
後はプログラム内の設定及びコンパイルのオプション設定となります.


Step.5 ファイルの確認

ファイルの容量など,データの確認をします.
まずは,以下のコマンドを実行.t2000.ncというファイルを読みます.

$ncdump -c t2000.nc | less

これにより,データの範囲やlon:lat座標系,単位,Undefの値などが分かります.


以下のページを参照しました.
○北海道大学 海洋気候物理学研究室
○メソ気象学 清水先生のページ
○インテルのホームページ

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