知識・教養を満足させられた本(マクロ・ミクロ経済系)

生意気ながら,100点満点でオススメ度を採点します.

行動経済学(友野典男) <80点>2012.02作成

突然ですが,以下の2つの選択肢ではどちらが良いですか?
1.50万円が確実に当たる 2.確立1/2で100万円が当たるくじを引く.

これ,数学的に期待値が同じなのは理解できるけど,普通は1を選択すると思います. ミクロ経済学では,基本的に個人が自己の利益を最大化するために動くはずだと考える. でも人間の選択って,感情・心理によって強く動かされる.では,どの様にして行動を選択しているのか?

僕が「効用関数」とか言い始めたら,大体この本の影響です.非常に面白い.